【2025年版】帰国後eSIMを削除したらLINEは消える?アカウントを守る正しい知識と安全な削除手順

旅行SIM

楽しかった海外旅行から帰国。スーツケースの荷物を片付けながら、ふとスマートフォンの設定画面を開くと、そこには見慣れないeSIMの名前が。「ヨーロッパ周遊」や「Airalo」といった、旅の相棒だったeSIMがリストに残っています。

「これ、もう使わないし消したいな。でも、待てよ…。下手に削除して、毎日使っている大事なLINEのアカウントが消えたりしないだろうか…?

そんな不安が、あなたの頭をよぎったことはありませんか? 友人との大切なトーク履歴、家族との思い出の写真が詰まったアルバム、苦労して集めたお気に入りのスタンプ…。それらが一瞬で消えてしまうかもしれないと想像すると、削除ボタンをタップする指が思わず止まってしまいますよね。

こんにちは!旅先での「どうしよう…」を「大丈夫!」に変える、大学生ライターのHです。何を隠そう、私自身が初めて海外用eSIMを使った後、この「削除していいの?」問題に直面し、10分ほどスマホの前で固まった経験があります(笑)。

だからこそ、この記事では、あの時の私と同じように不安を感じているあなたのために、eSIMとLINEアカウントの「本当の関係」を、世界一わかりやすく解き明かします。そして、誰でも安心して行える、eSIMの正しい「後片付け」の手順を、丁寧にご紹介します。

この記事を読み終える頃には、あなたの不安はすっかり消え去り、「なるほど、そういうことか!」と自信を持ってeSIMを整理できるようになっているはずです。

【結論】安心してください!eSIMを削除しても、LINEアカウントは絶対に消えません

まず、あなたが一番心配しているであろう結論から、はっきりとお伝えします。

海外旅行で使ったeSIMをスマートフォンから削除しても、あなたのLINEアカウントが消えることは絶対にありません。

これは、LINEだけに限った話ではありません。Instagram、X(旧Twitter)、Facebook、TikTokといった、あなたが普段使っている他のいかなるSNSアカウントや、スマホに保存されている写真、連絡先などの個人データにも、一切影響はありません。

どうぞ、安心してください。削除ボタンは、あなたが思っているような「自爆スイッチ」ではないのです。

なぜLINEは消えないの?eSIMとLINEアカウントの「関係性」をスッキリ理解しよう

「絶対に消えないと言われても、やっぱり不安…」という方のために、ここでは「なぜ消えないのか」その理由を、少しだけ詳しく解説します。この仕組みさえ理解すれば、あなたの不安は確信に変わるはずです。

eSIMとLINEアカウントは、例えるなら**「海外旅行中に借りたホテルのカードキー」「あなたの自宅の鍵」**ほど、全くの別物なのです。

eSIMの役割 = 一時的な「通行手形」

海外旅行で私たちが使うeSIMは、現地のインターネット回線に接続するための「一時的な通行手形」や「レンタルWi-Fiのデジタル版」のようなものです。その役割は、あくまで「通信をすること」だけに特化しています。

  • eSIMの正体: デジタルデータ化された通信プラン情報。
  • eSIMの役目: 現地の電波を掴んで、インターネットに繋げること。
  • eSIMの紐付き先: スマートフォン本体の「SIMを管理する機能」に紐づいています。

eSIMを削除するという行為は、この「通行手形」をスマホから破棄するだけの作業です。あなたの個人情報やアプリのデータとは、直接何の関係もありません。

LINEアカウントの仕組み = 「日本の電話番号」に紐づくあなたの財産

一方、LINEアカウントはどうでしょうか。LINEのアカウントは、「通信回線」ではなく、あなた個人の「アイデンティティ(本人情報)」に強く紐付いています。

  • LINEアカウントの正体
    • LINEのサーバーに保存されている、あなたのトーク履歴や友人リストなどの個人データ。
  • LINEアカウントの紐付き先:
    1. 日本の電話番号: アカウントを最初に作成した時に認証した、あなたの日本国内の電話番号が最も強力な絆です。
    2. メールアドレスとパスワード: 機種変更などの際にアカウントを引き継ぐために、あなた自身が設定した情報です。
    3. Apple ID / Googleアカウント: SNS連携で、さらにアカウントを保護しています。

お分かりでしょうか?LINEアカウントは、海外で一時的に使った、電話番号すらない(あるいは外国の番号の)eSIMとは、そもそも「住んでいる世界」が違うのです。

この関係性を、表で分かりやすく整理してみましょう。

項目eSIM(海外旅行用)LINEアカウント
役割インターネット回線への接続コミュニケーションツールの利用
正体デジタルな通信プラン情報LINEサーバー上の個人データ
紐付き先スマートフォン本体の機能日本の電話番号, メールアドレス, Apple IDなど
削除の影響スマホから通信プランが消えるだけ全く影響なし

つまり、eSIMを削除する行為は、「旅行で使ったホテルのカードキーを返却する」のと同じです。カードキーを返却したからといって、あなたの自宅の鍵がなくなったり、家の中の家具が消えたりすることはありませんよね。それと全く同じ理屈です。

【実践編】eSIMの正しい後片付け!帰国後にやるべき安全な削除手順

理由がわかって安心したところで、早速eSIMの後片付けを始めましょう。iPhoneとAndroid、それぞれの手順を丁寧に解説します。

ステップ0:削除するベストなタイミングは?

焦る必要は一切ありません。eSIMを削除するのは、「日本に帰国し、普段使っている日本のSIM(主回線)で通話やデータ通信が問題なくできていることを確認してから」にしましょう。自宅に帰って、Wi-Fiに繋がった状態で、リラックスしながら行うのが一番です。

空港の喧騒の中で慌てて操作すると、間違えて日本のeSIMを消してしまう…なんていう最悪の事態も起こりかねません。

ステップ1:データ通信の主役を「日本のSIM」に戻す(確認作業)

海外滞在中、データ通信に使う回線をeSIMに設定していましたよね。まずは、その設定がちゃんと日本のSIMに戻っているかを確認しましょう。(ほとんどの場合、帰国すれば自動で切り替わっています)

  • iPhoneの場合: 「設定」→「モバイル通信」と進み、「モバイルデータ通信」の項目が、あなたが普段使っている日本の回線(docomo, au, SoftBank, 楽天モバイルなど)になっていることを確認します。
  • Androidの場合: 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」と進み、「モバイルデータ」が日本の回線になっていることを確認します。

ステップ2:不要になった海外用eSIMを削除する

いよいよ削除です。深呼吸して、以下の手順で進めましょう。

【iPhoneの場合】

  1. 「設定」アプリを開き、「モバイル通信」をタップします。
  2. 「SIM」のリストの中から、削除したい海外用のeSIM(例:「トラベル」「ビジネス」など自分で付けた名前や、購入サービスの名称)をタップします。
  3. 画面の一番下に、赤文字で「eSIMを削除」という項目があるので、これをタップします。
  4. 「このeSIMを削除しますか?」という確認メッセージが表示されます。ここで表示される警告は、「この通信プランがスマホから完全に削除され、元に戻せませんよ」という意味です。LINEが消えるという意味では全くないので、ご安心ください。
  5. 再度「eSIMを削除」をタップすれば、完了です。リストから綺麗に消えているはずです。

【Androidの場合】(機種によって文言が多少異なります)

  1. 「設定」アプリを開き、「ネットワークとインターネット」をタップします。
  2. SIM」をタップします。
  3. リストの中から、削除したい海外用のeSIMをタップします。
  4. 画面の下の方にある「SIMを消去」や「eSIMを削除」といった項目をタップします。
  5. 「この番号を消去しますか?」といった確認メッセージが表示されます。「消去」という言葉が少し怖いですが、これもeSIMの通信プラン情報を消去するという意味です。
  6. 消去」をタップして完了です。

どうでしたか?思ったよりずっと簡単だったのではないでしょうか。これであなたのスマホはスッキリしました。

【重要】ちょっと待って!こんな場合は削除しちゃダメ!

基本的には帰国後に削除してOKですが、いくつか注意点もあります。以下のケースに当てはまらないか、最後に確認してください。

  • 注意点1:乗り継ぎ(トランジット)で、まだeSIMを使う可能性がある場合 旅行の復路で、eSIMの対象国に立ち寄る予定があるなら、もちろん削除してはいけません。プランの有効期間とデータ残量をしっかり確認しておきましょう。
  • 注意点2:それが「日本のメイン回線」のeSIMではないか、最終チェック! これが最も重要な注意点です。 最近では、ahamo, povo, LINEMO, 楽天モバイルといった日本の通信サービスを、物理的なSIMカードではなくeSIMで契約している人が増えています。万が一、この日本で普段使いしているeSIMを間違えて削除してしまうと、通話もインターネットもできなくなってしまいます。 削除する前に、そのeSIMの名前をよく見て、「海外旅行用に自分で追加したもの」であることを必ず確認してください。
  • 注意点3:一度削除した旅行用eSIMは「復元できない」 使い捨てのプリペイドeSIMは、一度削除すると二度と元には戻せません。QRコードをもう一度読み込んでも、アクティベートはできませんのでご注意ください。もっとも、プランが終了していれば持っていても意味はないので、潔く削除して問題ありません。

eSIMとLINEに関するQ&A

最後に、よくある質問とその答えをまとめました。

Q1. eSIMを削除したら、InstagramやWhatsAppのアカウントも消えますか? A1. いいえ、絶対に消えません。 理由はLINEと全く同じです。これらのアプリのアカウントも、通信回線ではなく、あなた個人のID(メールアドレスや電話番号など)に紐付いているため、影響は一切ありません。

Q2. 削除せずに「オフ」にしておくだけではダメですか? A2. はい、それでも全く問題ありません。 削除するのがどうしても怖いという方は、eSIMの設定画面で「この回線をオンにする」のスイッチをOFFにしておくだけでもOKです。ただ、使わないeSIMがリストに残り続けると、後で見た時にどれがどれだか分かりにくくなる可能性はあります。不要になったら削除するのが、一番スッキリしておすすめです。

Q3. 次の海外旅行でも、同じeSIMは使えますか? A3. いいえ、ほとんどの場合は使えません。 AiraloやHolaflyなどで購入する買い切り型の旅行用eSIMは、基本的に一度きりの「使い捨て」です。プランの有効期間が終了するか、データを使い切ったら、そのeSIMの役目は終わりです。次の旅行の際には、また新しくその渡航先に合ったeSIMを購入する必要があります。

まとめ:eSIMを正しく理解して、もっと快適な旅を!

海外旅行後のeSIMの扱い、そしてLINEアカウントへの影響について、長々と解説してきましたが、ポイントは非常にシンプルです。

  • eSIMを削除しても、LINEやSNSのアカウント、個人データは絶対に消えない。
  • LINEは「日本の電話番号」に、海外eSIMは「一時的な通信プラン」に紐づいている。両者は全くの別物。
  • 帰国後、日本の回線で通信できることを確認してから、落ち着いて削除すればOK。
  • 一番の注意点は、間違えて「日本で使っているメインのeSIM」を消さないこと!

eSIMは、私たちの海外旅行を劇的に便利で、自由にしてくれる素晴らしいテクノロジーです。その仕組みを正しく理解し、ちょっとしたルールさえ守れば、何も怖いことはありません。

この記事が、あなたのeSIMに対する最後の不安を取り除き、次の旅へのワクワク感を後押しできたら、これ以上嬉しいことはありません。


参照文献

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